2013年10月28日月曜日

公開コンクール(石膏・人物)開催!

 
 

福岡中央美術「公開コンクール」 10月27日()

台風が連れてきた雨が上がった後、涼しい風と一緒に爽やかな秋晴れが広がりました。10月27日(日)はそのような清々しい環境の中行われました。
 実技内容は、石膏デッサンと人物デッサンが行われ、遠い所からは熊本からの参加者もおり、緊張感のある実技コンクールとなりました。この時期に実際の試験と同じような緊張感で制作を行うことは、これから推薦入試を受験する方にとっては、良いシミュレーションとなったのではないでしょうか。一般入試を受験する学生は、今回の指摘や今の自分の順位を冷静に分析し、これからの制作に役立てましょう。

 授賞式では、上位者の発表が行われ、豪華な賞品が授与されました。もちろんすべて美術と制作に役立つものばかりです。

 

人物課題のアトリエ風景。

しっかりエスキースを行ってから、画面に取り組んでいます。
 
裸足で床を踏みしめて描いている学生もいます。踏ん張りがきいて良い作品になるでしょう。けれど怪我をしないよう気を付けて。

こちらは石膏デッサンアトリエの様子。参加人数が多いので、複数の石膏セットです。


浪人生・3年生・2年生・1年生と参加者もそれぞれですが、講師は学年関係なく、作品だけを見て採点します。

そして授賞式。自分の作品の評価はどうだったのでしょう?

学院長からの発表と賞品の授与がありました。
 
皆さん真剣で、神妙です。

最後は課題別に分かれての実技講師による講評でした。入試におけるポイントや、今画面で現れている評価点やマイナス点を的確に伝えます。
 
次回の公開コンクールは、11月17日(木)に行われます。今回参加した学生も参加可能です。課題は、静物デッサン・構成デッサン・卓上デッサンですので、自分の実力を試したい、確認したい学生は奮って参加されてください。

2013年10月26日土曜日

明日10月27日日曜日、公開コンクール。人物、石膏デッサン。

 
平成25年の公開デッサンコンクールが10月27日日曜日9:00より福岡中央美術の公開デッサン
コンクール人物・石膏課題が行われます。今年も40名近くの参加がみこまれます。佐賀、熊本からも参加があり盛り上がりそうです。

夜間講座がんばってます。

台風27号の影響も少なく雨は降りましたが、今晩も夜間部デザイン・工芸科の現役生徒は
課題に真剣に取り組んでいます。課題は平面構成の着彩と手の構成デッサンです。
後ろの壁には昼間部の大型モチーフが置いてあります。

                アクリル絵の具で彩色します。平塗が大変そうです。





2013年10月17日木曜日

九大芸工準備対策講座2回目

 10月14日(祝)は福岡中央美術の九大芸工準備対策ゼミの2回目が開かれました。
このゼミでは、実技を行うのはもちろんですが、その前に「モノの観方」や「考え方」「表現の仕方」等、毎回異なるテーマで講義が行われます。
ゼミに参加してくれている学生の皆さんは、普段座学(勉強)し慣れている?!ようなので、理解度も高いように感じられます。

「観て」→「考えて」→「実践して」→「確認して」
これがクリエーターの基本ですね。

最後はいつものように作品を並べて皆で見比べながらの講評会。
こうやって見比べて、自ら気付くことって多いんですよね~。
次回は11月3日。
また新たなテーマを基に制作に取り組みます。



 
まずは神妙に講義を聞いて 、
 
 
 
ほら、さっきのあの話の部分はこうなってて、
 

 
いざ実践!
 

 
 
 最後はみんなで見てみよう。
「もうちょい、ああすればよかったな・・・」

2013年10月11日金曜日

本日は美術館見学

 晴れたり曇ったり。どこぞの飲食店のような書き出しですが、今日の天気はまさにそのようにコロコロと。そんな中、昼間部の学生有志は久留米の石橋美術館に企画展示を見に行くのでした。
 石橋美術館入口の前でパチリ。今回の企画展は「画家のことば」と題して、作品とその作家の発した言葉とともに鑑賞する試みです。
 

案外青木繁の全貌を知らなかったりと、不勉強でした。下の写真は皆で青木繁になり切るコーナーのセットです。宅急便の皆様がこのセット前でサメの浮き輪を抱えているスナップは良かったですね。浮き輪たちもちゃんと垂れるように、空気半分くらい抜いてあったし。恐るべし学芸員のリアリティ。展覧会を見て感じたのは、案外初見の作品が多かったこと。結構ネットなどで、さまざまな作品を見た気になっているけど、改めて近隣の美術館での再発見は良かった!特にスーラージュと宇治山哲平の作品はとても魅力的でした。抽象性の中にもほのかに残る具象(宇治山)が、見る側の解釈に広がりを与えてくれます。テクスチャも不思議な可愛さもあり。スーラージュは、写真やモニターでは、ブラックの強さや張りは伝わりづらいのかな?小さい作品ながらも強い緊張が画面から伝わりました。
坂本繁二郎は、あまり好きな色調ではないのですが、滞欧中の風景と人物を題材とした作品は色彩とマチエールが重厚にマッチしていて(そして額縁も!)、見飽きない作品でした。

 
 
ここは青木繁旧居前でのショット。とても美しく再築保存されていました。こんな住居今だと相当建築費用が掛かるでしょうね。青木繁の後に住んでいた翁も談義に参加して(現在95歳)、尽きない夕暮れ時となりました。



2013年10月4日金曜日

秋の課題。 ざくろ。

やっと秋らしい気候になり福岡も朝、夕すずしくなってきました。昼間部の課題も季節もので
木の枝付きのざくろです。自然な色と形がおもしろい作品になればいいですね。




2013年10月3日木曜日

9月の無料体験講座

 少し毎日の中で季節の変わり目を感じるようになってきました。朝は涼しく、空気が澄んだ感じですね。そんな中、福岡中央美術では9月29日(日)に無料体験講座が行われました。石膏デッサン・静物デッサン・卓上デッサンと各実技を行い、美術予備校の実技指導と講評を体験してもらいました。
 11月と12月にも無料体験講座は行われます。推薦入試対策に不安を感じている学生や、これから冬・直前期に予備校を検討している学生はぜひ参加してみてください。

 写真は、当日の無料体験の様子です。デザイン・基礎科担当の楠原先生が、緊張している初心者の学生にも丁寧に指導されています。初めのアドバイスはとても大切です。1日の制作で学生の作品は大きく変わります。その変わるところで、本人が気付くアドバイスを心掛けます。


 
 
講評会は、今日制作した他の学生の作品と一緒に作品を見ます。講師からうまくいった点と気になる点を指摘してもらいます。皆さん是非アドバイスされた点を次の制作で生かしてほしいと思います。

 
 
今後の無料体験講座の案内は、
「無料デッサン講座」