2014年12月25日木曜日

2014年度福岡中央美術、冬季講習会第2期スタート。

 
 福岡中央美術の冬季講習会第2期がスタートしました。12月24日までは現役生も高校の課外などで参加者が少なかったのですが、第2期からは山口、大分、大牟田からも受講者来校しています。課題も、デッサンから色面構成、油画、木炭デッサン、立体構成と個別対応で多くの課題が出題され、各受講生も必死に取り組んでいます。講師の先生方も各自の課題に合わせ指導を細かく行っています。

 現役高校生が参加しやすいように、課外の時間後に通う夜間コースでは、じっくりと時間をかけた課題に取り組みます。この時期に油彩もしっかりとプロセスが理解できると良いですね。

デザインコースでは選択が多岐にわたるので、スタート時の課題解説が欠かせません。

デッサン課題では姿勢が大切です。姿勢が綺麗な学生は実技も伸びるのも早いですね。

 この時期でも冬季講習会、直前講習会、そして九大芸工直前ゼミの申し込みが引き続きあります。この時期だからこそ皆さん真剣に考えた結果、問い合わせしてくるので、私達も真剣に丁寧に学生のニーズに応えたいと考えています。

2014年12月18日木曜日

12月14日日曜日、今年最後の福岡中央美術無料体験講座

 2014年12月14日日曜日、今年最後の福岡中央美術無料体験デッサン講座が開講しました。
30名以上の人数で 遠距離の参加者は長崎、大分からも参加があり盛況でした。石膏、静物、卓上の課題のデッサンがあり、参加者のみなさんは真剣に」取り組んでいました。制作作品の講評と希望者への入試相談もあり中身の充実したデッサン講座になりました。


 静物デッサンの講評です。休憩室での立体を使った講評になりました。
 卓上デッサンの参加者は九大AO受験、九産大受験生、初めてのデッサンの生徒が多いようでした。講評も自然と熱を帯びましたね。

               
 
 石膏デッサンの講評です。

2014年11月25日火曜日

九大芸工AO入試実技対策ゼミ第4回

 本日は九州大学芸術工学部AO入試実技対策ゼミ第4回の様子をご紹介したいと思います。過去3回の講座を通じて、基礎デッサンを学んだ学生は、今回の受講で各設計の求められる課題の対策を行いました。

 画像設計は、近年の入試傾向からしっかりとしたデッサン実技力が求められており、継続して卓上デッサンの養成を図っています。

 環境設計では、実際に作成した立体物を更にデッサンに置き換える課題となっています。立体制作とデッサンの時間配分がとても重要です。

 基本的な立体制作も、初めての人にとってはとても難しく感じられます。カッターナイフの扱い方や、素材の加工、接合面の工夫などを一人一人丁寧に指導します。

 情報設計は、新聞などを素材としてコラージュを行いました。様々な情報や記号を受講生個々が再構成し、与えられたテーマに合うように画面を作ります。

 テーマを表すことも大切なのですが、加えて色彩感覚や必要な情報の優先順位を画面の中で伝える事が出来るか、「デザイン」する力が求められています。

 今回の講評は課題別に分かれて行いました。福岡中央美術では九大芸工AO入試対策に多くの先生が担当として入っています。当日は3人の先生に入って頂いたので、個別の講評や個人の疑問点に深く切り込む事が出来ました。

 卓上デッサン(画像)の講評風景です。設計は違えども求められる評価点は共通しているので、他の人の講評もしっかり聞いて、自分自身が講評する眼を養いましょう。そうすると制作中でも客観的な視点が生まれて、より正確なデッサンが可能となるでしょう。

個別の講評風景です。全体講評で分り難かったことをとことん聞いています。

 また別の講評風景(工業)です。先生が多くいることで、少しずつ自分の考えや批評する眼が養われています。実技の初期段階では、一人の先生にじっくり教わる事も大切です。そしてその後は、大学生になる皆さんなので、自己を確立するためにも様々な意見や講評の中から自分に必要なもの、納得するものを見つけて欲しいと思います。
 もちろん講師陣は、実技経験が豊富なので、伝えるアプローチが違えど講評のポイントは必ず同じ部分が多く出ている事でしょう。その点に気付けると、実技力はかなり上がっていることでしょう。

 次回の第5回が九大芸工AO入試実技対策ゼミの最終回となります。その後福岡中央美術では、冬季講習会を経て、センター入試、翌日のセンターリサーチそして、

「九大芸工AO入試入試直前実技対策ゼミ」
http://www.fc-art.com/2014_ao.html
2015年1月20日(火)~1月30日(金)
13:00~20:00
午後・夜間それぞれの5日間×2 計4コース

が始まります。現在の申し込み状況で、既に教室のキャパシティの半分が予約にて埋まっている状況です。受講を検討されている方は、福岡中央美術HP(上記アドレス)から出力するか、お気軽に福岡中央美術まで資料請求をお願い致します。

2014年11月20日木曜日

公開コンクール第2弾

 11月も後半に入って、いよいよ推薦入試の時期となりました。実技制作は時間が長い分、いつも通りの制作がそのままうまくいくとは限りません。公開コンクールのような本番制作を事前に行っておくと自分の制作プロセスの再確認となるでしょう。

 今回はデザイン系のコンクールということで、静物デッサン・卓上デッサン・構成デッサンが開催され、多くの学生が参加してくれました。

 全体風景です。もう一つの別部屋で静物デッサンが開催されています。とても緊張感があり入試が近いことを感じさせますね。

 静物デッサンの様子。画面が大きいので全体を考えながら細部に入るようにしましょう。またデザイン系は特に形の狂いや構図の狂いに対して厳しいモチーフが出ていますね。皆さんそんなモチーフに負けないでくださいね!

 こちらでは関東私大で良く出題される手の構成デッサン。構成に掛かる時間を学生それぞれがしっかり考えて制作しないと、良い構成だったけど完成しなかった作品が毎年ありますね。皆さんご注意を。

 全体総評と授賞式が終わった後は、各コースに分かれて講評です。順位も大切ですが、今の自分に足りないところや評価されているところをしっかりと把握することがとても大切です。

 卓上デッサンと静物デッサンの講評の様子です。基礎デッサン課題だからこそ、今まで学んできたことが如実に画面に現れていて評価しやすい課題でもあります。今回の講評で気付いたことを次の制作に生かしてほしいですね。推薦入試が近い人は、ここからまだ実技力は伸びます。焦らず頑張りましょう。

2014年11月4日火曜日

11月3日無料デッサン講座

 11月3日(祝日)に福岡中央美術では、無料デッサン講座が開催されました。
この時期は推薦入試の学生も多く、個別課題を希望している学生も多くいました。各高校で対策されているので、入試内容はしっかり把握してたのは頼もしい限りです。福岡中央美術のような予備校での専門アドバイスも生かしながら受験に向かってほしいですね。

 石膏デッサン制作の様子です。継続して参加している学生は、明らかに実技力が伸びていますね!本人も感じている様で、制作・アドバイス・修正・制作がスムースでとても楽しそうでした。すべての実技がそう行く訳ではないですが、そのような制作に出会うと講師もうれしいですね。

 卓上デッサンの制作の様子です。推薦入試を控えている学生は真剣そのものです。制作時間と完成度のバランスに対しても自覚が出てきたようでした。少しずつ微調整で良いので、この調子をキープして欲しいですね。

 遠方から来た学生には、志望校別に担当講師が、入試相談を行っています。今まで描いてきた作品のアドバイスから、今後の勉強方法など、もし福岡中央美術に通えなくてもどのように勉強したら志望校に合格できるか親身に相談しています。もちろん福岡中央美術に通った方が良いと自負しています!

 九大芸工志望者も実技対策ゼミばかりでなく、時間が空けば無料デッサン講座を受講して、少しでも実技力アップを図っています。熱心ですね!学科も当然頑張ってくださいね。

 福岡中央美術の2014無料デッサン講座は12月14日(日)が最後の講座となります。冬季講習会前に福岡中央美術の雰囲気と講師の指導を体験されたい方は是非参加してみて下さい。

九大芸工AO入試実技対策ゼミ第3回

 皆さんめっきり秋らしくなって、少しずつ冬の気配を感じます。半袖から長袖、そして羽織りものと服装も冬支度です。皆さんの冬に向けての受験勉強は万全の支度をしていますか?
今日は先日11月2日(日)に行われた「九大芸工AO入試実技対策ゼミ」第3回実施の様子をお伝えします。

 全5回の講座の内、全ての設計に通底する描写基礎の授業を行っています。第3回ということで前2回の総まとめとしての授業にもなっていますね。

 前回から通じて行ってきたデッサン描写の基礎ポイントを再度受講者に分かりやすく解説しています。求められる画面でのわかりやすさ、伝わりやすさ、アピールを受講者各自が理解してデッサンを制作しないといけません。

 制作終了後は、全体が見えるように作品を並べての講評となります。大切なことは、ここで一喜一憂しないことです。今の自分の立ち位置を確認し、入試までの時間を逆算し、自分の学科力を把握し、分析的に受験に向かうことが何よりも大切です。うまくなった、上手だった、うまく描けなかったは、その場での感想にすぎません。目的は来年の1月です。

 そんなことが心配無用なくらい、受講者の皆さんが真摯に耳を傾け、次回の制作につなげようとする姿勢が見て取れました。やはり多くの受講者で制作していることは、限りなく入試本番に近い状態で行えている安心感があるのでしょうね。

九大芸工AO入試直前実技対策ゼミ

 12月までの「九大AO入試実技対策ゼミ」が残り2回で終了となります。九大芸術工学部を目指す皆さんは、その後センター試験に向けて学科勉強に重点が置かれると思います。その後の「2014(2015年入試)九大芸工AO入試直前実技対策ゼミ」のご案内です。
 福岡中央美術では、毎年多くの九大芸術工学部合格者を輩出しており、昨年は23名の合格者を出すなど、実技対策予備校として実績NO.1を誇っています。今年もその入試直前の実技対策ゼミのご案内・リーフレットが出来ましたので、参加希望・資料送付希望の方は福岡中央美術までお電話かメールでご連絡頂きたいと思います。
 尚、ホームページでも11月10日(月)以降にてご案内させて頂きます。其方も是非ご覧ください。

2014年10月27日月曜日

公開コンクール石膏・人物開催!

 秋晴れの10月26日(日)に福岡中央美術では石膏と人物課題による公開コンクールが行われました。県外各地からも多くの参加者が集い、賑やかなコンクールとなりました。この時期に一度でもテスト形式で実技力を比較・把握しておくことは、冬季講習会に向けてよい指針となるでしょう。

 石膏デッサンの様子です。6時間でモリエールの細やかな表情や髪の流れの再現は難しいかもしれませんが、大きな構造だけでも評価は上がりません。しっかりと時間配分を考えた制作が必要です。

 現役3年生の学生は、今まで習ったり、習得したことが、違う環境で発揮できるかトレースすることも大切です。入試後に「いつもの力が発揮できなかった…」と話す学生はたくさんいます。この時期に本番に近い形式で自分の力だけで描くことは、自分のプロセスの再確認にもつながるでしょう。

 こちらは人物デッサンの様子です。モデルさんも小柄でかわいらしく、描きやすそうなモデルでした。人物デッサンのコスチュームも、デッサンにおいては表現しやすいもしくは固有色が分かりやすいものが採用されているようです。

 多くの参加者の中で、背景を付けたり、画面構成を考えたりする学生もいました。何よりもまず人物と空間の関係が画面の中で生まれているかでしょう。よく観察して下さいね。

 制作終了後の授賞式です!上位入賞の皆さんおめでとうございます。そして参加賞だった皆さんは、今回を糧に自分の制作を修正し、本番に臨んでください。ちなみに自慢ですが、福岡中央美術の上位入賞の副賞はかなり豪華です(笑)!

   人物1位・・・油彩セット
   人物2位・・・パステル48色木箱入り
   人物3位・・・水彩14色セット

   石膏1位・・・アクリル24色セット
   石膏2位・・・木炭各種セット
   石膏3位・・・ミニ石膏

 凄いですよね(笑)。もちろん次回の11月16日(日)に行われる静物・構成・卓上デッサンも同様に準備しているので、皆さん奮ってご参加ください。

 最後に課題別に分かれての講評です。福岡中央美術では、コンクールでの講評もおろそかにしません。何故ならその作品は、純粋にアドバイスも指導もなしに描かれた「本人」の作品だからです。学生も自分の描いた時間経過もわかっているから講評は真剣に耳を傾けていました。この姿勢で冬季講習会、直前講習会も頑張って志望校合格を目指してください。



2014年10月20日月曜日

九大芸工AO対策講座第2回

 前回に引き続きまして、「九大芸工AO実技対策ゼミ」の様子をお届けしたいと思います。

第2回の授業日は、台風通過も心配されましたが、無事被害も少なく通過したようで、予定通り行いました。遠方から参加している学生は、お休みの連絡を頂いたので、初日に比べると少ない人数での授業でした。お休みした学生もしっかりと振替対応してまいりますのでご安心ください。

 前回行ったデッサンの再確認と、どんなモチーフが出ても対応出来るように、具体的にデッサンの考え方と対象物がどのように見えているかをやさしく解説します。

 九大芸工対策を長年にわたって指導されている先生は、解説も大変わかりやすく、全体に対して、そして分り難そうにしている学生には、かみ砕いて個別に指導されています。毎年の合格レベルを知っているからこそ、高い目標を最初からではなく、一歩ずつの指導目標を設定しています。

 モチーフ(対象物)にはどのように光が当たって、どのような陰影が出来ているかをよりはっきりと理解してもらう為に灯光器の登場ですね。おお!確かに鮮明に陰影が見えますね。光があるから私たちはモチーフを見る事が出来ます。光の方向を陰影を追いかけることで立体感を表現します。

 その後、実際の制作に移ります。先程学んだことが、自分の目の前のモチーフにどのように反映しているか自分で発見して下さい。そうすることで入試本番でどんなモチーフが出てもあわてることなく、デッサンの基本事項が表現できます。

 最後は全体講評です。自分の作品の出来を確認し、他の学生の作品の出来を確認し、今自分の理解度を確認します。そして指摘された問題点は次の制作で解消するように努めます。もちろん良い評価をもらったポイントは、次回の制作でも出来るように頑張りましょう。


九大芸工ゼミ授業スタート

 福岡中央美術の「九大芸術工学部AO入試対策」は、大変人気の高い講座となっています。年間を通じて、

1) 「九大芸工基礎講座」(4月~7月)
2) 「九大芸工無料デッサン講座」(8月)
3) 「九大芸工AO実技対策ゼミ」(9月~12月)
4) 「九大芸工AO入試直前実技対策ゼミ」(センター後~入試前日)

上記の様に1年を通じて密度の高い対策講座を開講しています。今は3)の「九大芸工AO実技対策ゼミ」が開かれており、多くの受講者が入試に向けて実技対策を行っています(定員により受講出来なかった方は大変申し訳ありませんでした)。

今回は、これから九大芸術工学部を受験しようと考えている方の為にも、少し福岡中央美術での対策の様子を本ブログにてご紹介したいと思います。是非残りの入試直前実技対策ゼミへの御参加を検討する材料としてください。

 今回参加する学生は、始めて実技を行う人や、昨年受験を経験した人など実技レベルは様々でした。全体のオリエンテーションで再度入試で求められていることを再確認しました。

 福岡中央美術では九大芸工を目指す人に分かりやすい実技の導入を図っています。例えばモチーフを観察して描く「卓上デッサン」一つにしても、理数系に考え方を持つ皆さんに考えやすい観察方法を提示しています。他の講師からも、このアプローチの面白さや学生への理解度は好評でした。講師の経験主義に囚われない制作アドバイスを心掛けています。

 分りやすい解説と、デッサンにありがちな「黙々と描く」とは離れた授業展開に、学生たちも真剣に耳を傾けています。福岡中央美術の芸工ゼミは、参加学生も多いことで、受験の分母に近い作品数になります。このゼミを通じて自分の置かれている位置を確認しながら制作することで合格の道のりが見えることでしょう。

 そして解説が終わった後には、あらためてモチーフを見て見ましょう。今まで何の気なしに見ていたモチーフに隠されていた量感や陰影、その表情が見えてきたはずです。解説後の学生は、どんどん自分の制作を進める事が出来ています。

 そして1日の最後に全体講評です。自分の作品について、頭で理解して描いた事と、離れて見た時の印象の違いは、受験における先生の採点と制作の関係にも置き換えられます。離れた時に良く見える・よく見えないのはどうしてなのかをしっかり考えましょう。
 しかしAO対策講座1日目でしたがすごく充実していた1日でしたね。今回の問題点を是非次回に改善出来るように頑張りましょう。

2014年9月16日火曜日

レークレーションは海へ!

 夏季講習会をしっかり頑張った後、しばしの休みがあり、皆さん英気を養いましたか?9月に入り新しい学生も入学して気持ちも新たに受験に向けて実技制作を行いましょう。

 すこし、外の空気も涼しくなってきた先日、福岡中央美術は新しい学生の新歓も兼ねてレクレーションを行いました。穏やかな外海でのバーベキューを中心に、温泉と夜は花火と盛りだくさんの一日でした。
 毎年同じところで行っていますが、少しテントのグレードが上がっていました。雨が降ってもレクレーションが決行できますね。

 たくさんの食材を買ってきました。以前の学生なら絶対足りない!と思える量なんですが、最近はあまり食べないようで…ただ焼くのはみんな楽しいみたいですね!

あそぶ前にまず食べる。

 学生も率先してお手伝いをしてくれています。何事も段取りが大切ですね。デッサンも(何でもつなげてはだめですかね)。

 恒例のスイカわりです。てか棒がとてつもなく重いのですが、何用でしょうか?日常では見ない棒なのですが…女の子は振りかぶるのに苦労しています。

 ほらやっぱり地面にのめり込んでいるし。きっと当たると飛び散るのでしょうね(笑)。みんなで楽しく遊んだあとは、お風呂と花火で夜まで満喫しました。やれやれ。

さあ、ここから秋冬と自分の進路に向かって頑張りましょうね。