2015年11月5日木曜日

公開コンクール美術系開催

 秋晴れが続く気持ちの良い季節ですね。福岡中央美術は、この充実の秋に毎年「公開コンクール」を開催しています。先週には今年の美術系後期合コンクールが開かれ、人物デッサン、石膏デッサン共に盛況となりました。
 特に今年は外部生の参加も多く、普段から通っている福岡中央美術の学生も大いに発奮して、本番さながらの真剣な試験会場でした。

 人物デッサンコンクールの様子。主に油画系や日本画系のファインアートの学生が多く受験していました。

 絵画系というと自己表現や独自性も求められますが、まずは基礎的な力量、構図、量感の把握、何よりモデルらしさが画面に定着できているのかしっかりと採点する先生は見ています。

 こちらは石膏デッサンコンクールの様子。こちらは教育系大学や今年から芸術学部に改編された佐賀大学を志望する学生が多く受験していたようです。

 しっかりと試験時間を描き切った後は、採点に従って授賞式です。今年も1,2,3位はとても豪華で使い勝手のある、役に立つ賞品が学院長より手渡されました。おめでとうございます。

 講評の様子。ここでは順位という結果よりも、一人一人の作品を具体的に良いところ、上手くいかなかったところを指摘して、次の制作に役立ててもらいます。

 石膏デッサンの講評でも、一人一人丁寧に講評を行いました。今回参加した学生が、これからの制作に役に立つアドバイスが出来たのではないでしょうか。

 次回の公開コンクールは。11月15日(日)に行われます。主にデザイン系のデッサンとして静物・構成・卓上デッサンが行われます。もちろん絵画系の参加者も大歓迎です。
是非自分の現在の実技力量把握として御参加下さい。

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