2016年10月24日月曜日

公開コンクールが行われました。

 過ごしやすくなってきた秋の模様ですが、本日は福岡中央美術にてデッサン公開コンクールが行われました。
 10月23日(日)は、石膏デッサンと人物デッサン課題が行われ、主にファインアート系の学生と佐賀大受験を考えている学生が多く受験しました。この時期に自分の実技力をしっかり予備校講師の評価と、同じ受験生の中で確認することは、これからの自分の重要な指標となるでしょう。

佐賀大学受験生が多くなってきたので、例年に比べて石膏デッサン選択者が増えてきましたね。

 10月にこれだけの人数で自分の実力を判定できる機会があると、これからの入試までにどんな問題点を解消しないといけないかはっきりと分かるでしょう。

 くじ引きによって制作する座席が決まるのですが、そのようなくじ運もふくめて、今回は良い勉強になっていると思います。

 同時に人物デッサンも行われました。基礎的なデッサンを行う学生もいれば、自己表現も含めて各学生もいて、表現の幅に富む傾向があります。

 6時間という短い時間の中で常に自分の制作を客観視すること。制作はすぐに独りよがりなものになってしまいがちです。気を付けましょう。

 学院生も普段と違う環境や人数の多さに、引き締まって制作することが出来ているようです。順位を気にすることなく、画面に向かってほしい反面、受験を考えた制作として、必ず上位に入るんだといった気概も欲しいです。

 さあ、頑張って制作が終わり、厳正な講師の採点が終わり、授賞式です。福岡中央美術は毎年上位入賞者への副賞を一生懸命考えて有意義で有益なものにしようと考えています。今年は何かな?

 今年の副賞の中でも素敵な賞はこちら!東京芸術大学教授の佐藤教授が監修した油画絵具の「油一」セットです。古典的な技法で作られる絵具なので非常に高価です。パッケージも高級感がありますね。

 授賞式後は、制作コース毎に分かれて講評会です。上位の評価を頂いた人、残念ながら今回は低評価だった人、様々です。けれども本番ではないので、再度気を引き締めて指摘されたことやアドバイスに耳を傾けて、入試本番に臨んでほしいですね。

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