2014年10月20日月曜日

九大芸工AO対策講座第2回

 前回に引き続きまして、「九大芸工AO実技対策ゼミ」の様子をお届けしたいと思います。

第2回の授業日は、台風通過も心配されましたが、無事被害も少なく通過したようで、予定通り行いました。遠方から参加している学生は、お休みの連絡を頂いたので、初日に比べると少ない人数での授業でした。お休みした学生もしっかりと振替対応してまいりますのでご安心ください。

 前回行ったデッサンの再確認と、どんなモチーフが出ても対応出来るように、具体的にデッサンの考え方と対象物がどのように見えているかをやさしく解説します。

 九大芸工対策を長年にわたって指導されている先生は、解説も大変わかりやすく、全体に対して、そして分り難そうにしている学生には、かみ砕いて個別に指導されています。毎年の合格レベルを知っているからこそ、高い目標を最初からではなく、一歩ずつの指導目標を設定しています。

 モチーフ(対象物)にはどのように光が当たって、どのような陰影が出来ているかをよりはっきりと理解してもらう為に灯光器の登場ですね。おお!確かに鮮明に陰影が見えますね。光があるから私たちはモチーフを見る事が出来ます。光の方向を陰影を追いかけることで立体感を表現します。

 その後、実際の制作に移ります。先程学んだことが、自分の目の前のモチーフにどのように反映しているか自分で発見して下さい。そうすることで入試本番でどんなモチーフが出てもあわてることなく、デッサンの基本事項が表現できます。

 最後は全体講評です。自分の作品の出来を確認し、他の学生の作品の出来を確認し、今自分の理解度を確認します。そして指摘された問題点は次の制作で解消するように努めます。もちろん良い評価をもらったポイントは、次回の制作でも出来るように頑張りましょう。


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