2014年10月20日月曜日

九大芸工ゼミ授業スタート

 福岡中央美術の「九大芸術工学部AO入試対策」は、大変人気の高い講座となっています。年間を通じて、

1) 「九大芸工基礎講座」(4月~7月)
2) 「九大芸工無料デッサン講座」(8月)
3) 「九大芸工AO実技対策ゼミ」(9月~12月)
4) 「九大芸工AO入試直前実技対策ゼミ」(センター後~入試前日)

上記の様に1年を通じて密度の高い対策講座を開講しています。今は3)の「九大芸工AO実技対策ゼミ」が開かれており、多くの受講者が入試に向けて実技対策を行っています(定員により受講出来なかった方は大変申し訳ありませんでした)。

今回は、これから九大芸術工学部を受験しようと考えている方の為にも、少し福岡中央美術での対策の様子を本ブログにてご紹介したいと思います。是非残りの入試直前実技対策ゼミへの御参加を検討する材料としてください。

 今回参加する学生は、始めて実技を行う人や、昨年受験を経験した人など実技レベルは様々でした。全体のオリエンテーションで再度入試で求められていることを再確認しました。

 福岡中央美術では九大芸工を目指す人に分かりやすい実技の導入を図っています。例えばモチーフを観察して描く「卓上デッサン」一つにしても、理数系に考え方を持つ皆さんに考えやすい観察方法を提示しています。他の講師からも、このアプローチの面白さや学生への理解度は好評でした。講師の経験主義に囚われない制作アドバイスを心掛けています。

 分りやすい解説と、デッサンにありがちな「黙々と描く」とは離れた授業展開に、学生たちも真剣に耳を傾けています。福岡中央美術の芸工ゼミは、参加学生も多いことで、受験の分母に近い作品数になります。このゼミを通じて自分の置かれている位置を確認しながら制作することで合格の道のりが見えることでしょう。

 そして解説が終わった後には、あらためてモチーフを見て見ましょう。今まで何の気なしに見ていたモチーフに隠されていた量感や陰影、その表情が見えてきたはずです。解説後の学生は、どんどん自分の制作を進める事が出来ています。

 そして1日の最後に全体講評です。自分の作品について、頭で理解して描いた事と、離れて見た時の印象の違いは、受験における先生の採点と制作の関係にも置き換えられます。離れた時に良く見える・よく見えないのはどうしてなのかをしっかり考えましょう。
 しかしAO対策講座1日目でしたがすごく充実していた1日でしたね。今回の問題点を是非次回に改善出来るように頑張りましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿