2017年7月24日月曜日

それぞれの夏季講習会スタート

 さあ、夏季講習会が始まりました。福岡中央美術では今年の夏季講習会を6期制としており、皆さんの高校の授業や補習のスケジュールと照らし合わせて無理なく受講出来るように計画しました。
 7月17日(月)より第1期がスタートし、早速たくさんの学生が参加して制作に励んでいます。
 石膏デッサンの制作の様子です。近年の美大進学に佐賀大学を志望する学生が増えたので、改めて石膏デッサン課題が見直されています。正しい姿勢で、正しい観察する目を養う。制作の基本ですが石膏デッサンはたくさんのことを気付かせてくれます。

 デザイン系の静物課題です。画面上で正しい伝達を行うことは、デザインにとってとても大切なことです。形の狂いの修正ややモチーフの配置についてきちんと画面内で伝えることが出来ているか、自分自身で確認していくことが重要でしょう。

 絵画系のアトリエの様子です。夜間のコースでは1週間の課題でじっくりと画材の特性や表現を学ぶことが出来ます。現役生は特に夏のこの時期は、長い時間実技制作に取り組むことが出来るので、大きく伸びるこの時期です。

 油彩の制作では、組まれた静物モチーフをそのまま再現するのではなく、自分の世界観や色感、表現性を総合的に行うものだと言えます。もちろん考えすぎても制作は進まないので、画面上で現れる面白い効果や、モチーフから受け取る自分しか気づけないものの発見など、楽しみながら制作することが大切です。

 7月後半からは、全国美大系大学説明会や関東4美大(武蔵美・多摩美・東京造形・女子美)の説明会、今美術大学で学んでいる学生の実技指導など、夏季講習会ならではの行事がたくさんあります。是非夏季講習会をきっかけとして自分の将来の夢に実現に向かって頑張りましょう。

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