2014年8月17日日曜日

新しい先生とともに

 夏季講習会が始まって、4週目の4期ですが、学生の実技力も1期に比べてかなり変化してきました。毎日の実技反復ときめ細かなアドバイスが、問題点をしっかり解消します。もちろんすぐに解決するわけではありません。学生それぞれの癖であったり、実技経験不足が問題点となって画面に出ているものは、実技を多く行うことで少しずつ解決するものです。一番大切なのは、自分自身がその問題点に気付いて、修正出来たことを感じる達成感を持つことでしょう。

 昨年まで福岡中央美術に在籍し、同じように夏季講習会を頑張っていた先輩も、今年は学生講師として後輩を指導する立場です。きめ細かく実技のポイントを教えているようです。何といっても自分がこの時期どんなことを気にしていたか、受験生としての経験を伝えてくれることが、とても大きいですね。

 専任講師も一人一人を丁寧に指導し、制作過程と制作結果が密度高く関われる講習会は、通常授業と違う助言やアプローチもあるのでしょう。

 夏季講習会後半に入って、現役生は、顔つきも制作姿勢も作品も変わってきました。自覚して作品と向かい合って制作できているようです。ここで養ったことが、きっと秋口以降に実になっていく事でしょう。

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