2014年8月23日土曜日

4期最終日、彼女の佇まい

 夏季講習会も残すところあとわずか。予備校によっては、今週で夏季講習会終了のところもありますが、福岡中央美術は、夏休み最後の週までしっかりと夏季講習会を開講しています。第5期の申し込みは当日まで可能ですので、御検討の方は御連絡頂きたいと思います。

 さて、今日のご紹介は金沢美術工芸大学に進学した学生講師のご紹介をしたいと思います。彼女は、高校1年生から福岡中央美術で勉強を続け、1年浪人して見事志望大学に合格することが出来ました。美大進学を目指す学生ならば、ほとんどの学生が現役ストレートで合格を勝ち取りたいものですし、彼女もそうでした。一年間再度美術の基礎勉強を予備校で行うことを辛く感じるか、楽しく充実したものと捉えるかによって大きく変わります。

 講評会終了後の座談会ではそのような経験をゆっくり丁寧に話してもらいました。制作中の実技アドバイスと違い、自分の経験を話してもらうことで、受験生はそれぞれの環境や実技状況、精神状態と置き換えて真剣に聞いていました。

 本人は基礎科、夜間部、昼間部と予備校の在籍コースのほとんどを経験してきているので、良い意味で予備校を知り尽くして自分が勉強しやすい環境作りをしていました。また様々な学年と隔てがない環境で学んできたことも、大学に行った後にも役立っているようです。

 今では苦しかったかもしれない予備校での時間が、逆に長かったからこそ、有意義に大学で学べる基礎力につな合っているでしょうし、受験生に慕われる「頼れるお姉さん」になっていたと思います。
今回の講習会での実技指導、本当にありがとうございました。

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